Relay は、アプリケーションと OpenAI や Anthropic などのサードパーティ製大規模言語モデル API の間に位置するミドルウェア SDK です。開発者はリトライやフォールバックのロジックを自前で書く必要はなく、クライアントを Relay に向けるだけで、組み込みの信頼性レイヤーを利用できます。
主要機能
- ベンダー間の自動フェイルオーバー:プライマリベンダーが不安定な場合、自動的にバックアップベンダーへ切り替えます。
- リトライロジック:デコリレイテッド・ジッター・バックオフを使用し、共通障害発生時のリトライストームを回避します。
- レスポンスキャッシュ:無料版は完全一致キャッシュ、有料版はセマンティックキャッシュに対応しています。
- テレメトリーダッシュボード:レイテンシー、コスト、キャッシュヒット率、フェイルオーバーイベントを確認できます。
デプロイ形態
プロキシレイヤーは Cloudflare Workers のエッジノード上で動作します。Relay は BYOK 方式を採用しており、ユーザーは自身のベンダーキーを暗号化して預ける形になります。課金関係は元のベンダーに残ります。SDK は npm に公開されており、パッケージ名は @relay-api/sdk です。公式サイトでは Python サポートにも言及されています。
料金プラン
無料版は月間約 1,000 リクエストで、基本機能をカバーします。有料プランには Hobby(月額 19 ドル・約 5 万リクエスト/月)、Pro(月額 49 ドル・約 25 万リクエスト/月)、Scale(月額 199 ドル・100 万リクエスト/月〜)があります。具体的な数値は公式サイトをご確認ください。










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